明治時代の面影が大自然の中に宿る温泉

蔦温泉

明治時代の面影が大自然の中に宿る温泉

明治時代1909年に創業して以来、古き良き時代を感じていただくため、館内の玄関や柱などは当時の面影をそのまま生かしています。長く健在する建物が生み出す懐かしい雰囲気は、歴史ある蔦温泉だからこそ味わっていただけます。温泉は日本でも有数な「足元から湧き出る」お湯です。ブナ林と7つの沼が生み出す自然のパワーで、絶えず清らかな水が流れています。

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  1. 温泉
  2. 客室
  3. 食事
  4. 従業員のおすすめ
  5. 歴史
  6. 基本情報

温泉


日本でも有数な、足元からお湯が湧き出る温泉です。絶えず底板の隙間から湧き出るお湯が、日々の疲れを身体の芯から癒します。お湯は蔦温泉を囲む7つの沼と、ブナ林から生み出された”自然のパワー”により、絶えず湧き出ているのが特徴です。空気に触れていないので清らか。八甲田の温泉では珍しい無色透明なお湯になっています。


久安の湯- 男女入替制の湯 -


タグ内画像平成2年(1990)に改築し現在に至っております。昔は旅館棟専用の混浴風呂だったため浴場はひとつしかありません。時間入れ替え制にて男性・女性それぞれに対応しております。こぢんまりとして古びた雰囲気を残しています。
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「泉響の湯」- 男女別の湯 -


タグ温泉2平文豪・井上靖氏が来館した際、蔦温泉の雰囲気を「泉響颯颯」(せんきょうさつさつ=泉の響きが風の吹くように聞こえてくる、の意)と詠われたことから名称を頂戴しました。かつては湯治棟専用の混浴風呂で、4 メートル×8 メートルという大浴場でしたが、平成8 年(1996)に改築し、現在に至っております。その空間に、泉のせせらぎのような響きを奏でる出湯。ちょっと不思議な開放感を味わえます。


温泉ソムリエのワンポイントアドバイス

久安の湯、泉響の湯と、ふたつの湯殿がありますが、どちらも源泉の上に浴槽を作っているような構造で、足元から源泉が湧き上がっています。源泉掛け流しではなく、まさに源泉湧き流しともいうべき温泉で、温泉も空気に触れると酸化しますから足元から湧き出す温泉は本当に新鮮な温泉を楽しむことができます。新鮮なお湯はなめらかに肌に馴染んできます。湯上がりは、楓の間で水分補給をしながらゆっくりくつろいでください。


温泉ソムリエ・手塚勝二さん プロフィール

46453258_511370142606204_1968792487132659712_n青森県を中心に東北の温泉を知り尽くした温泉達人。温泉ソムリエ協会が温泉の知識と正しい入浴法を身に付けた人に発行する「温泉ソムリエ」の資格を持つ。Facebookにて4,000人を超えるメンバーが集う非公開グループ「東北温泉倶楽部」の管理人でもある。青森市橋本にある温泉フリークが集う居酒屋「湯酒屋 八九郎」を経営。

客室


蔦温泉の客室は、古き良き時代を映し出した懐かしい雰囲気です。いつ来ても変わらない懐かしさは、初めての人だけでなく、リピーターの人でも味わっていただけます。その秘密は、建設当時のつくりを今でも維持していることです。一番古い客室は、大正7年にできた本館のお部屋。床柱や床の間を中心に当時の雰囲気を感じられる空間になっています。いつ来ても変わらない懐かしさは、ゆっくりと時間を過ごせるため、日常の忙しさを忘れていただけます。


「桂月の間」 本館特別室


タグ本館特別室蔦温泉旅館と関わりが深い、文豪・大町桂月。他の客室とは少し離れ、ゆっくりと過ごすことのできるこの部屋では桂月の愛したこの地の時間を味わうことができます。景色を眺め、書を綴りながら、うつろう悠久の時間をお愉しみください。


「ななかまど」 西館特別室


タグナナカマドじっくりと時の流れを感じる、蔦温泉旅館で初めての洋室の客室です。洋室でありながら、しっかりと蔦温泉が歩んできた時間を味わう事ができます。気品と重厚感の中に確かに感じる蔦温泉らしさをお愉しみください。


「かつら」 西館特別室


タグかつら飾らない凛とした美しさを感じさせる心地良い落ち着いた空間。和と洋が調和し、どこか懐かしい心緒が溢れてきます。蔦温泉の歩んだ、深く長い時のうつろいをお愉しみください。


「しゃくなげ」 西館特別室


タグシャクナゲ広がる景色と流れ行く時を感じる和の醸し出す純朴な雰囲気は、周囲の景色をより一層際立たせます。周囲の自然が彩る四季と、織りなしていく弛める時をお愉しみください。


「鄙ひなび」 本館客室


タグ部屋大正7年に建築され長い間人々から愛され続けた本館には宿泊された人々の数だけの様々な記憶がそこには眠っています。鄙びた趣はそのままに、白黒写真の世界の中に入り込んだような空気を是非ご体感ください。
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「趣おもむき」 西館3階


タグ趣昭和の職人が趣向を凝らした木細工の数々…。そこには、ご宿泊されたお客様、職人、従業員など、これまでの蔦温泉に関わってきた全ての方々の思い出が詰まっています。ともに思い出の1ページを彩ってきた別館の美しい木細工とともに、再び歴史を刻み始めます。


「66号室」 本館2階


タグ66号室「旅の宿」(歌・吉田拓郎氏)が生まれた旧別館66号室をイメージした客室。昭和のフォークソングをロッキングチェアで聞きながら、懐かしい雰囲気をお楽しみいただけます。


「和室」 西館2階


タグ部屋1昔懐かしい、落ち着いた温もりを感じます。落ち着いた和の風情あるお部屋から、四季折々に表情を変える景色をご堪能ください。
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食事


料理料理は地産地消がこだわりです。近くで採れた山のきのこや山菜、岩魚をはじめとする川の魚を使用し、新鮮な食材を味わえます。また口だけではなく、目で楽しめるのも魅力です。食べる前に目で見て驚きを感じ、食べて旬な食材の味を堪能。つまり1度だけでなく2度3度楽しめるのが蔦温泉の料理です。


従業員のおすすめ


タグおススメ朝焼けの真紅な紅葉で有名になった蔦沼。もちろん秋が人気の時期ですが、実は私たちがおすすめするのは「春」です。ゴールデンウィーク明けの時期はブナ林が新緑に。毎時間成長しているため、宿泊した前後で緑の色が変化しています。そのため、一刻一刻と植物たちが変わりゆく光景を目にできます。


従業員のおすすめ⓶


タグ廊下蔦温泉にくるのは50代以降のご夫婦を中心とし、週末になると家族連れも宿泊されます。最近では海外のお客さんも足を運んでおり、日本固有の温泉文化を楽しんでいらっしゃいます。館内にはときにお客さんの「ただいま」が行き交っております。それは私たちにとって、とても嬉しい言葉。全国に数えきれないほどの温泉がある中で、また同じ所を選んでもらうのはとても難しいことです。蔦温泉はリピーターの確保を常に意識しているため、その一言はとても感慨深くなります。1日に最低でも1組は常連客であるほどリピート率が高い蔦温泉には「ただいま」と言いたくなるような温かい空気がいつも流れております。


 

歴史


タグ歴史

1909年に創業して以来、長い歴史の中で多くの著名人に愛されてきました。特に文豪家とのゆかりが深く、有名なのは大町桂月です。彼は十和田湖を世の中に広めたと言われる文人で、作品の中に数多く蔦温泉が登場します。その繋がりから2015年6月に資料館を開設しました。資料館には桂月の足跡や蔦温泉が所有する掛け軸が展示されています。他にも館内に展示されている絵画は蔦温泉にゆかりがある人が作成したものばかり。中には蔦温泉のためだけにつくられた作品もあります。ゆっくりと館内を歩きながら、ゆかり深い著名人の作品に触れて見るのもおすすめです。


基本情報

営業期間 通年(ご不安な場合はお問い合わせください)
日帰り入浴 10:00~15:00(14:30受付終了) ※2023年4月現在
温泉料金 大人800円,小学生500円
※タオルは貸し販売 ハンドタオル 250円 ・バスタオル(貸出し)500円
泉質・効能 泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)
効能:神経痛、リウマチ、機能障害
客室設備 部屋によって異なります
アメニティ ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、メイク落とし、化粧水、乳液、
綿棒、ヘアブラシ、シャワーキャップ、カミソリ、コットン
禁煙 すべてのお部屋で喫煙できます
送迎 迎え/青森駅(駅前交番)15:30→蔦温泉
※宿泊日の3日前までにご予約お願い致します。
アクセス

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